
今日は、通院歴3ヶ月と少々のMさん(女性)のお話をしたいと思います。
Mさんは現在83歳。とても慎重な性格で、当院のことは知っていながらも来院することを半年以上迷われていたとおっしゃいます。
初診時の主訴は、右のおしりの筋肉が硬くて痛みがある。前ももが張り痛みがある。階段差がこわい。信号待ちをしているとふくらはぎが張ってきて、青になっても歩きはじめにすぐに足が出ない。などでした。
お体を拝見すると、体全体が緊張していて、おしりとももの筋肉が特に固まっていました。
慎重な方ですので、1回目の施術ではどんなことをするのか気が張っていながらも、やはり眠気はきていて少しウトウトしていらっしゃるご様子でした。
次週にお話を伺うと、まず前ももの張りがだいぶ楽になり、施術の夜はよく眠れて、朝の目覚めもスッキリしたと驚いていらっしゃいました。その姿を拝見していても、表情が明るくなり、歩き方、階段の上がり方が先週とは全く違っているのが分かりました。
前ももの張りはだいたい2回で楽になり、おしりの痛みも徐々に薄れていきました。
4回目のときには、「久しぶりに電車に30分くらい乗って買い物に出かけた。」「今年はもう行かれないと思っていたけど、8月にアイススケートのショーを見に行きたいと思っている。」「秋にはピアノのコンサートにも行きたい。」とうれしいお話をたくさん聞かせてくださいました。
先月末からは長年の便秘も解消されてきて毎回、お体のご様子は?と伺うと「おかげさまで調子良いよ。」とのお返事をいただきます。今月に入ってからは、気になっていた庭の草むしりができて(以前はやる気が出なかった)いつも翌日は動けなくなるのを覚悟の上なのに、筋肉痛にもならなかったそうです。
毎回うれしいご報告をお知らせくださっていますが、そのときどきには、6年くらい前に出ていた坐骨神経痛のような痛みが少し出てきたり、朝めまいがしたり、腕や親指がつる、腰の痛みなどの症状が出てくることもありました。
その都度、その症状へのアプローチをして解消しましたが、体全体が底上げされていくと、隠れていた症状が浮き出てくることがあります。それについてはまた別にお話しますね。
2回目のときに一緒に立てた目標「信号の歩き出しにすっと足が出ること」については、なかなか達成できていなかったのですが、ついに先週「昨日信号で、何も考えずに足が出てて自分でびっくりしちゃった。」とのご報告をいただきました。
階段差については、上りはもうこわくないけど、下りるときが掴まらないとまだこわいそうです。
慎重なMさんは考えて考えてようやく来院してくださいましたが、今は「もっとはやくから来ればよかった。毎週ここへ来るのが楽しみなのよ。」とおっしゃっています。体の柔軟性、お顔の表情、お話しされる言葉の数々で楽になっていらっしゃるのが分かります。
先日は、かかりつけ医に久しぶりに出かけた際、お知り合いの方に出会ったら「すごい元気そうになったね、ここへ何しに来たの?」と言われちゃったそうです。どなたが見ても違いが明らかなのですね。
いつも申し上げますが、毎週Mさんが楽しみに通ってくださることで、ご自身の「治る力」が発揮できるようになり、お体の状態が底上げされたことで改善されていらっしゃいます。
それからMさんは、毎回ご自身の良くなっている変化をきちんと観察されていらっしゃる点も、早期の改善につながっている大事なポイントだと思います。これについても、またお話いたします。
Mさん、私もいつも楽しみに施術させてもらっています。これからもよろしくお願いいたします。
